終い弘法 <京都・東寺>
冬至の12月21日(日)に京都市南区九条にある東寺(教王護国寺)で
師走恒例の縁日「終い弘法」が開催されました。
元々”縁日”とは神仏がこの世と”縁”を持つ日とされており、この日に参詣すると大きな功得があるということです。
東寺では祖師空海入寂の3月21日を期して、毎月21日に御影堂で行われる
御影供のことを「弘法市」といい、特にこの「しまい弘法」は、お正月の準備のための地元の方や
観光バスで来る人々で賑わいます。
丁度、南座での歌舞伎を観るために京都を訪れていたので行ってみました。
バス大通りから歩行規制で、警官がメガホンで「一方通行になっています」と叫んでいます。
門前はマッタク人が流れず、大渋滞。
境内には古着、骨董品、古本、植木、野菜などの産物、いろいろな食べ物の屋台が
1200も所狭しと連なっています。
屋台の間の通路は狭い上に、見物で足を止めるので進みません。
ん?「どて焼き」?
なんでしょう??
初体験してみました。
牛すじと玉蒟蒻をしっかり煮込んであります。
もつ煮込みのスジバージョンですね。
色は濃いのですが、しょっぱくなくて、ビールによく合います!
しかし、煮込んでいるのに、何で「焼き」?
「限りなく生っぽい一夜干しの乾燥芋」「干し柿」「きんつば」
そして、なんと「京人参」まで買ってしまいました。
地元だったら、もっと欲しい物は沢山ありましたが、帰りの荷物を考えて。。。ザンネン!
東京ではあまり見かけないな~と思ったのが、この「葉ボタン」
東京ではずんぐりして背が低く丸くこしらえてあります。
街中でも、この市でも、ヒョロッと背が高くスマートな「葉ボタン」が主流でした。
古着といっても「着物」や「羽織」「帯」が多いのも、サスガ京都!!
人ごみに翻弄されながらも、しっかり楽しんできました。
by jakky123 | 2008-12-22 23:49 | 遊び・観光