京都 vol.8 <青蓮院>
京都に来るたびに目指すのですが、毎回他を優先してしまい、スケジュールを最後に組むので
3回も門前払いだった<青蓮院>
今回もスケジュールの最後ですから、間に合わなかったら端折っていいよ、、、と。
朝7時からホテルでおかゆさんの朝食を済ませ、お土産を購入したり余分な荷物を
宅急便で送る手配などしてから、一度京都駅に行ってロッカーにバッグを預けて身軽に。
帰りの新幹線が14:16ですから、時は金ナリ!です。
清水寺は今回は飛ばしました。高台寺までタクシーで行き、歩いて知恩院経由で青蓮院に
たどり着いたのが11時半過ぎだったでしょうか。。
天台宗の京都5ケ室門跡(他に三千院、妙法院、曼殊院、毘沙門院)の一つで、
境内三千坪は国の史跡、青不動明王像の掛け軸は国宝と記されています。
天台宗の祖・最澄(伝教大師)が比叡山延暦寺を開くにあたって山上に幾つか作った
僧侶の宿坊の一つ「青蓮坊」が起源だそうです。
その後、鳥羽法皇が帰依し御所に準じて京都に殿舎を造営して「青蓮院」と改称し、門蹟寺院とし、後桜町上皇は天明の皇居炎上の際には、青蓮院を仮御所となさったので、
天皇がお着きになる玄関やご滞在になった部屋もありました。
明治に至る迄、門主は皇族か五摂家の子弟に限られたそう。
調度品はすべて菊の御紋入りでした。
相阿弥・作の粟田山裾を模した庭と、
東側には小堀遠州・作の「霧島の庭」が品格もあって見事です。
↓門前の2本を含め4本の大楠の木がそびえています。
Kさんに立ってもらったので、大きさがよく解りますよね!
by jakky123 | 2008-07-26 23:43 | 遊び・観光