カテゴリ:歌舞伎( 35 )

五月花形歌舞伎・夜の部 <新橋演舞場>

5/23の土曜は、夜の部を観に新橋演舞場へ。

一幕目は 「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)』の「熊谷陣屋(くまがいじんや)」

平家物語の「敦盛最期」がモトネタ。

平家の若武者 敦盛と、源氏方の武将・熊谷次郎直実が、須磨の浦で一騎討ちとなった。

熊谷は自分の息子・小次郎と同じ16歳の若者の首を打ったことに無常を感じ、
後に出家するというのが元々の筋なのだが、
歌舞伎ではちょっと変えて1751年に人形浄瑠璃として上演された。
その翌年、歌舞伎で森田座にて上演され、以降たびたび観客の涙を誘う名場面が演じられている。

義経から「敦盛の身代わりの首を出して、敦盛を助けよ」との命を受けた熊谷(染五郎丈)は
後白河院の寵愛を受けた藤の方(敦盛の母)と時を同じく出産した、
密通相手の相模の子=自分の息子・小次郎の首を差し出す。

義経(海老蔵丈)は全てを理解して、敦盛の首だと認めた。

しかし、忠義をつくしたものの、自分の息子に手をかけた無常を悔い出家する熊谷。

今ではありえない事ですが、戦乱の世ではよくあったことなのでしょうか。。
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二幕目の舞踊は、松緑の「うかれ坊主」
ヒョウキンに軽妙に踊って、笑いを誘います。


三幕目は よっ! 待ってました!!!

海老蔵丈の「助六由縁江戸桜」です。

つい先日、お父様の団十郎丈で拝見した際に、心密かに願った事でした(^^;
成田屋十八番の演目を、メリハリのあるテンポの良い若々しい助六で最高です!

独特のアノ衣装もよく似合って(^^)「河東節(かとうぶし)」の語りも朗々と、
颯爽と舞踊のように花道から現れると、海老蔵ワールド炸裂!!!

22年ぶりに上演される「水入りの場」
海老蔵さんのアイディアなのかしら、、モトモトなのか、、、
本当に水桶に飛び込み水飛沫が飛びちります!

水からでてからの演技もあって、風邪ひかないでね。。と余計なお世話が頭を巡ります。

揚巻は今回は福助丈。
先月玉三郎丈の絶品を見たばかりなので、歩き方、台詞まわし、仕草。。。。
つい重ねてしまいます。。。

お兄さんの白酒売新兵衛は染五郎丈。
一幕目の勇壮さとは打って変わって気弱な役。

髭の意休は歌六丈。この憎まれ役はどなたがなさっても、違いはそう顕著ではない、


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(画像拝借しました。)

お昼に美味しい懐石膳をいただいたので、観劇幕間には
巻き寿司とサンドウィッチを4人で分け合って軽くいただjきました。
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by jakky123 | 2010-05-24 01:04 | 歌舞伎

五月花形歌舞伎・昼の部 <新橋演舞場>

歌舞伎座のさよなら公演が終わり、いよいよ今月からは新橋演舞場での興行になりました。

いままでも、演舞場と国立の3箇所でやっていたので、贔屓の役者さんがどちらにでるかで
新橋演舞場でみることもあったのですが、これから2年11ヶ月はこちらと国立だけですね。

歌舞伎座の正面にあった櫓が新橋演舞場に移動していました。
また、演目の絵看板も掲げてくれているのですが、高い位置なので
今までのように撮影できませんね。。。
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今月はちょうと若手の方たちの華やかな舞台がオンパレード。
先月の第二部で、幸四郎丈(松王丸)と玉三郎丈(女房千代)、仁左衛門丈(源蔵)で
円熟した演技に涙して観たばかりの<菅原伝授手習鑑・寺子屋>も
海老蔵丈(松王丸)と勘太郎丈、染め五郎丈の初々しい舞台に。

義経千本桜・吉野山
福助丈が演じるとちょっと色っぽくなる静御前と、キツネが化けた忠信には勘太郎丈。
以前から勘太郎丈の踊りはうまいなぁ~と思っていましたが、今回も驚嘆の舞踊で
鼓の皮になった母狐を恋しがってスリスリ頬をする場面では
感情移入してしまって涙がでてしまいました(^^;

以前に観た海老蔵丈の忠信もよかったのですが、勘太郎丈の狐忠信は
見た目も切れ長の目で細面そのままなので、ドンピシャでしたね(^^)v

魚屋宗五郎
お爺様の松緑のアタリ役だった宗五郎を、当代の松緑丈が熱演でした。

おはまの芝雀丈が渋い円熟した演技で場を引き締めていました。
磯辺主計之助には、待ってました♪の海老蔵丈。
最後だけなので、ちょっとものたりない。。。(^^;

舞踊<お祭り
染五郎丈がいなせなほろ酔いの鳶頭での清元舞踊を舞います。

以前は痩せすぎで、jakky的には頼りなげなかんじでしたが、
もともとイケメンですし、細いながらもちょっと貫禄もついてきて、
粋な踊りにうっとり見とれてしまいました。


皆さま、応援をありがとうございます。

幕間にいただくお弁当も楽しみの一つ♪
今日は「深川御前」


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薄味仕立てでとても美味しくいただきました。

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by jakky123 | 2010-05-09 06:59 | 歌舞伎

いよいよ最後! 御名残四月大歌舞伎

ちょっとUPするのを滞ってしまうと、
日々の出来事がどんどん積まれてしまって
新しい記憶に塗り替えられてしまった脳は、
大事な事も忘却の彼方に追いやってしまう。。

近年、特に酷くなってきて、人はこれを「ボケ」と呼ぶ。

脳裏に焼き付けておきたい出来事は記録しておくに限る。

4/10(土)は8:50に実家を出て、三越で2食+菓子などを買って準備万端。
第一部(11時開演)~第三部(21:50終了)まで、一歩も外に出る事無く
一日中 歌舞伎を堪能。
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c0118352_3511390.jpg歌舞伎座も、jakkyが中に入れるのはこの日で最後なので、懐かしんで
ウロチョロ、、、
c0118352_356534.jpgこんなに赤い絨毯を敷き詰めた場所で庶民が踏めるのは、ココくらいなものでしょう。
新生歌舞伎座も、この雰囲気や花道下をくぐるこの独特のモノは残していただきたいわ♪

売店も他の劇場とは一味違う、お芝居の華やいだ気分をもりあげてくれて
ついついお財布の紐を緩めてしまう空気があります。

ご贔屓の役者さんの舞台写真も後半は張り出されて、群がって買うのです。
10日ですとまだ張り出されていませんが、この日は¥3000の福袋が!
「中身は¥6000分ありますよ」といわれても、、、
ご贔屓さんのものを買いたいわいな~(^^;

紅白餅の入った鯛焼きも歌舞伎座だけで買えるものですが、
いつも並んでいるか、売り切れで焼くのが追いつけていません。
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c0118352_475596.jpg前回撮り損ねた、<底をチュパチュパするお茶>

これも、歌舞伎座でしかないので残して欲しいもののヒトツ!

(演舞場や国立劇場でも歌舞伎公演の時は売って欲しいな、、松竹さま)

皆さま、応援をありがとうございます。

ああ、これからは新橋演舞場のチケットも取りづらくなるのかしら、、
若手が活躍できる場が少なくなるのかしら、、

ロンドン公演にまでは追っかけていけないし(^^;

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by jakky123 | 2010-04-15 03:24 | 歌舞伎

御名残三月大歌舞伎 第1・第2部

<御名残三月大歌舞伎>の楽日、3/28にお名残を惜しみに行きました。

前日の3/27は朝早くから家の用を済ませた後、新潟の主人の兄の49日に飛んで行き
3/28は朝6時に新潟をでて、歌舞伎座に直行したりで、
blogに立ち寄る間がありませんでした(^^;   
(新幹線の中は爆睡してました。。。)

演目はおなじみのものが多く、さわりだけのものもあったりでしたが、
吉右衛門丈と玉三郎丈、仁左衛門丈、梅玉丈、菊五郎丈達の
円熟したお芝居が楽しめました。

特にお目当てだった、玉三郎丈の「女暫」と吉右衛門丈の「石川五右衛門」、
女暫でのお二人の絡みも絶妙で、惚れ惚れ!!♪c0118352_4522735.jpg
第一部
●菅原伝授手習鑑「加茂堤」
●「楼門五三桐」
●「女暫」
c0118352_454974.jpg第二部
●菅原伝授手習鑑「筆法伝授」
●弁天娘女男白浪

弁天娘は前回の海老蔵丈が美しかったので、、
出来れば菊之助丈で見たかったかも。。(^^;ゴメンナサイ

吉右衛門丈の南郷力丸は素敵でした♪


さて、あと4月に1回の観劇を残すのみとなりましたので、
今回はその名のとおりお名残を惜しんで、
歌舞伎座内部の写真を撮ってきました。
<花道>
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<桟敷席>・・・子供の頃に母に連れられて観てた懐かしい席
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2階から見下ろした入り口
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展示ブース
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あ~ぁ。。。
5月の案内は<新橋演舞場>になってますねぇ。。。
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皆さま、応援をありがとうございます。

食べ物の話題として
カップにお湯を注いでもらい、底を指でつまんでチュパチュパすると
お茶が濃くなる歌舞伎座でしか見ないのを。。と思っていましたが
お弁当と一緒に飲んだだけで、、撮り忘れました(^^;;;

これは新しくなっても残して欲しいな。。。

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by jakky123 | 2010-03-29 05:16 | 歌舞伎

御名残三月大歌舞伎

通常は「昼の部」「夜の部」の公演なのですが、

建てなおすために現歌舞伎座での興行が終了する直前の
3月4月は<3部制>にして、いろいろな演目を盛り込み
すこしでも多くの皆さんに名残りを惜しんで欲しい企画のようです。

しかし、当方といたしましても、お名残り惜しくて、何度も通って
現歌舞伎座のあれやこれやを目に焼きつけておきたくなってしまいます。

昭和27年のまだ乳飲み子の頃から慣れ親しんだ場所がなくなるんですもの、、
というわけで、昨日は第3部に行ってまいりました。
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十三代目片岡仁左衛門十七回忌、十四代目守田勘弥三十七回忌供養の
追善狂言として
「菅原伝授手習鑑」の中から、格調高い名場面「道明寺」です。

当代(十四代目)仁左衛門丈が、父君の十三代目が「神品」と激賞された
当り役「菅丞相」を演ずる。

お父様を見習い、楽屋に天神様(菅原道真)のお軸を祀り、毎日お水と塩をあげ
香を焚いて舞台を勤めているそうです。
濃紫に梅鉢紋を染め抜いた衣で凛とした様子は、お父様同様、気品のある美しい「菅丞相」でした。

そして、丞相伯母「覚寿」の大役は、待ってました!「玉三郎丈」です!!
これも十四代目守田勘弥の当たり役ですが、それを上回る名演でした。

三婆にも数えられ、老け役ながら気品もあり、道真公を失脚させる要因の娘達を
杖で打ち据えたり、娘を殺めた婿を刺す気丈さ、慈愛を演じ分ける大役が
見ごたえたっぷりの舞台でした。

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「石橋(しゃっきょう)」は冨十郎親子の舞い。
お年を召してからのお子様と最後の歌舞伎座で一緒の舞台で踊られたのは
ひとしお感慨深いものがあったのではないでしょうか?

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1階の前方のお席ですと、
この花道の下をくぐって、
お手洗いや売店にいくのも
この歌舞伎座ならではの習慣でした。

新歌舞伎座には当然なくなるようで、、、

こんなところにも寂しさが。。。
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皆さま、応援をありがとうございます。

新年を迎える時のカウントダウンは希望に満ちていますが、
この歌舞伎座のカウントダウンはせつなくなります。

それでも、あと2回行く時にはしっかり撮っておかなくちゃ。。
出切れば4月も楽に行きたかったのですが、、、
さすがに取れませんでした。

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by jakky123 | 2010-03-21 10:21 | 歌舞伎

2月大歌舞伎 夜の部

十七代目中村勘三郎 二十三回忌 追善公演

お品があって、大好きだった十七代目中村勘三郎丈が亡くなられて、
もう23年もの月日が流れたのですね~。。 

今でも、洒脱なお芝居や踊りが目に浮かびます。
心から楽しんで演っていらっしゃるようでした。
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一、 壺坂霊験記(つぼさかれいげんき)

  三津五郎丈の座頭沢市と福助丈の女房お里。
  
  貧しくも仲睦まじく暮らしている夫婦の信仰心があついので、
  観音様が慈悲の手を差し伸べるお話。

  三津五郎丈の目が見えてからの喜びの表しかたが大仰でなく爽やかでした。

一、高杯(たかつき)

 高杯を求めるように言いつけられた、次郎冠者(勘三郎丈)と
 高足売りの橋之助丈の軽妙な掛け合いと踊りで笑いを誘います。

 十七代目勘三郎丈は、本当に華のある洒脱な踊りだったなぁ~と
 思い出しながら観ておりました。

 しかし、当代も私と変わらないくらいのしっかりお爺さまのお歳ですから、
 あの小さかった勘九郎ちゃんからコチラのイメージを成長させなくては、、
 息子さん(現・勘九郎)もつい先日結婚されましたしね。。

 十七代目勘三郎丈が復活させたこの演目と、
 当たり役だった次の佐野次郎左衛門を 追善供養公演で
 当代が演じられて、十七代目もお喜びになっているでしょうね。
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一、籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)

  佐野の百姓・次郎左衛門(勘三郎丈)が一目惚れして通いつめた
  花魁・八橋(玉三郎丈)に仲間の面前で振られたのを恨み
  3ヵ月後にまた現れて妖刀で斬殺する本当にあったお話。

  なんてったって、玉三郎丈の八橋の花魁道中が美しい!!

  時間的な制限もあるからでしょうが、花魁道中が交錯する絢爛な舞台で
  他の花魁は八の字歩きじゃないのが気になりましたが、
  玉三郎丈は優雅に八の字を滑らかして、妖艶な笑みを次郎左衛門に。。

  美しすぎます♪ メロメロになりますよ~(^^)v

  最後の斬られる場面ですら、息をとめ生唾を飲み込むほど艶やかで美しい♪
  耽美という言葉が合うのかしら。。  

  歌右衛門丈は八橋をなさる時に
  「縁切りと花魁道中の笑みが良くなければダメ」とおっしゃっていたそう。

  栄之丞(仁左衛門丈)は、八橋の情夫ですから男の色気を感じさせるのに
  ドンピシャの配役でしたね(^^)
  柱に背もたれで立っているだけで、絵になります!
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もうあと、70日。。。

3月4月は3部仕立てでの興行です。
とりあえず、小さい頃から親しんだ現歌舞伎座での興行がお名残惜しいので、
各月、3部とも見る予定でいますが、取れますかしら?

皆さま、毎日の応援を本当にありがとうございます!
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by jakky123 | 2010-02-21 07:44 | 歌舞伎

壽・新春大歌舞伎 <昼の部>

c0118352_1033514.jpg昨日1/23、
歌舞伎座さよなら公演「壽・新春大歌舞伎」昼の部に
友人3人でいってきました。

わあ、もう100日を切ったのね。。

4月までは、歌舞伎座で観ようと予約をお願いしてあります。
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いつもチケットをとってくださっているOさんに今回もお願いして
2ヶ月半前に「会」でとっていただいたのですが、

さよなら公演もいよいよ大詰めで
今までごらんにならなかった方達も大勢見えているようで、
1階席は難しかったとのこと。

しかし、2階席の真ん中2列目でしたので、舞台がよく見渡せ、
違ったオモシロさが楽しめました。

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一 <春調娘七種> (はるのしらべ むすめななくさ)
  新春にふさわしく、福助丈の静御前、曽我兄弟に橋之助丈と染五郎丈の
  華やいだ踊りで幕開けです。

一 <梶原平三誉石切> 
  鶴岡八幡宮の社頭に参詣した梶原平三景時U(幸四郎)の一行に刀を売りにきた親娘。

  梶原はまれに見る名刀というが、試し切りをすることになり、罪人を2人重ね切りして
  切れ味を試そうとするが、罪人が一人しかいないので、親(六郎太夫)が買ってでる。

  しかし、罪人だけが切られたので、刀が売れず自害しようとする六郎太夫を梶原が止め
  実は手練の技で六郎太夫を救ったことを話だす。
  
  石切の場面では、二人の影を二つ胴にみたてて、見事にまっぷたつに!

  歌舞伎だからありなのですが、参詣の場で刀の試し切りに罪人を斬る。。。
  ありえません、、、(^^;;;

一 <勧進帳>
  歌舞伎十八番のお馴染み演目ですが、
  これまた新春の豪華な配役で見ごたえがありました。
  弁慶に團十郎丈、義経は勘三郎丈、富樫に梅玉丈

  團十郎丈がよくなられて、大役を務められて本当によかったです。
  名演に惜しみない拍手がおくられていました。

一 <松浦の太鼓>
  赤穂浪士を別の面から捉えた 忠臣蔵外伝物で、初代吉右衛門丈の当たり役です。
  今回もモチロン吉右衛門丈が飄々と熱演されてました。

  初句「年の瀬や 水の流れと 人の身は」と俳人の其角が詠むと
  源吾が「あした待たるる その宝船」 と付句するのがキーワードになっています。

  言葉遊びの台詞も多く、洒落た感じの舞台になっているのは
  やっぱり吉右衛門丈の上手さなのでしょうね。。
  

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by jakky123 | 2010-01-24 08:06 | 歌舞伎

新春花形歌舞伎 <新橋演舞場>

今日1/3は楽しみにしていた昼・夜通しで海老蔵丈ヅケです!

昼の部は当初、海老蔵丈が出演の3幕目だけ観ようということでしたので、
安い3階席を取っていただいたのですが、やっぱり全部観ましょう。。となりました。

なので、昼の部は珍しく3階席から見下ろす形の観劇でした。
顔の表情はみえないものの、舞台全体が見渡せるし、体の動きも違ってみえます。
なかなか面白い♪
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(左右は地下鉄の銀座駅のポスターを撮影しました)

2幕目「黒塚」の市川右近丈の踊りが、特に老婆の踊りが素晴らしかったので、観てヨカッタ!
なんか、毎度右近丈の踊りをみる度に書いてるかしら。。。?!
自分が日本舞踊をやっていただけに、踊りの上手な方は好きなのかも。。。

3幕目「春興鏡獅子」は、待ってました!海老蔵丈!!!
歌舞伎の正月の演目なので、何回も観ていますが、華やかさが増します♪

平成21年9月にモナコ公演でも賞賛されただけあって、余裕でしたね(^^)

そして、、、待望の<夜の部>
1階席のど真ん中8列目に移動。

「慙紅葉汗顔見勢 伊達の十役」 は海老蔵丈出ずっぱり!
一人で10役を早替わりです!!

話の流れをとぎる事無く、代役とすり替わりながら早着替えで登場する見事さは
2日目とは思えないほどよくお稽古されていました。

女形も以前よりずっと女っぽくなってましたし、美しかった! 

ご本人が課題だとインタビューでおっしゃっていた乳人政岡も
以前に拝見したときよりずっとずっと自然体で細くなった分たおやかさも出て、
真摯にお稽古に励んでいらっしゃるのが如実! 流石ですね(^^)v

とにかく観客を楽しませよう、完璧に演じようという意気込みが伝わります。
内容はコレマタお馴染みの「伊達家のお家騒動」を土台にしているので、
各幕ごとには知っている話ですので、安心して早替わりを楽しむことができました。

「タイトルどおり、顔に汗して紅葉のように真っ赤になりながら頑張るので、
いつもの10倍応援してください!!!」
との前口上どおり、存分に楽しめ、大拍手でした。

この演目自体は、もともと7代目市川団十郎が1815年に初演した後ずっと途絶え、
昭和54年に160年ぶりに、市川猿之助によって復活されたそう。
今回は猿之助の演出で海老蔵が10役早替わりでの上演となりました。
当たり役になりそうですね(^^)v

<10役>
中心人物)足利頼兼
悪役)仁木弾正、土手の道哲、赤松満祐?
善役)絹川与右衛門、荒獅子男之助、乳人政岡、高尾太夫、腰元累
裁人)細川勝元

だったとおもうのですが、、前口上で解説を海老蔵丈がしたのも面白かったです。

婚約者の麻央さんは、1/2の初日に観にきていたそうです。
ご贔屓さんへの挨拶はいつもどおり、お母様がなさっていましたが、
結婚したら麻央さんがすることになるでしょうね。
今から拝見するのが楽しみです♪
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by jakky123 | 2010-01-03 23:35 | 歌舞伎

国立劇場十二月歌舞伎公演

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12/26(土) 
半蔵門の国立劇場での歌舞伎公演・千秋楽に行ってきました。

「心にしみる珠玉の新歌舞伎

-明治、
大正、
昭和の
名作を味わう」

「頼朝の死」  1幕2場  作:真山青果

 頼朝の謎の死の原因を巡ってのそれぞれの葛藤の様が見事に描かれ、
吉右衛門丈の頼家が美しく、迫真の演技に圧倒されました。

冨十郎丈の母尼御台所政子の真実の秘密の扉は絶対に開けさせないと
息子に薙刀を向ける毅然とした態度も見事でした。


「一休禅師」  作:坪内逍遥

この舞踊の冨十郎丈は、打って変わって、好々爺!
可愛いカムロ(愛子ちゃん)との踊りはほのぼの。。。
名人の舞を堪能させていただきました。

「修善寺物語」 1幕3場  作:岡本綺堂

修善寺で評判の面作り師・夜叉王(吉右衛門丈)は、
依頼された頼家(錦之助丈)の面を何度作っても納得の出来にならないでいた。

しびれを切らした頼家が自ら面を催促に訪れ、その生気のない面と
一目惚れした夜叉王の娘のかつらをつれて帰城しますが
北条の夜討ちにあい、落命。

娘は命からがら夜叉王のもとに戻り仔細を話すと、夜叉王は自分の腕の確かだったこと
(頼家の死を彫って当てていた)で自信を取り戻し、笑いながら死に行く娘のデッサンをしだす。

なんとも凄まじい内容ではありますが、当時、娘が自からの手で自分の幸せをつかむところや
最後の夜叉王の様子など、歌舞伎には珍しい、斬新な話にひきこまれ、手に汗握って、、、
吉右衛門丈を堪能しました。


  
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by jakky123 | 2009-12-27 15:19 | 歌舞伎

石川五右衛門  <新橋演舞場・8月公演>

8/23(日) 友人達3人と待ち合わせて、新橋演舞場で27日まで公演の
市川海老蔵の新作歌舞伎「石川五右衛門」を観にいってきました。

石川五右衛門というと、天下に轟く大泥棒で、釜茹での刑で処刑された。
それが「五右衛門風呂」の由来だということ。。。

そんなくらいの知識しかないが、生涯は謎が多く、浄瑠璃などの創作意欲を掻き立て
いろいろな説を生み出しているようです。c0118352_7125654.jpg
今回、「金田一少年の事件簿」「神の雫」などの人気漫画やテレビドラマの原作者で活躍の
樹林伸さんに原案を依頼。

5代目、7代目の団十郎も五右衛門を扱った歌舞伎を手がけていて「成田屋」さんとは縁も深い、。

「元気をなくしている現代だからこそ、石川五右衛門の破天荒な生き方を演じて元気づけたい」
という市川海老蔵が想いの丈を目を輝かせて語ったので、断るつもりで金毘羅歌舞伎に足を運んだ
樹林伸さんは引き受けたとの逸話がパンフレットに掲載されています。

そして、海老蔵を知れば知るほど、仕事に対して純粋に熱く、義理堅い情熱家、
噂以上の破天荒さはどこか五右衛門のイメージと重なっていて、その魅力を引き出す事に
集中思考していったそうです。

とても楽しめる舞台でした!

奇想天外な展開の筋を書いてしまうと、まだこれからご覧になるかたもいらっしゃるので、
後日、moreにでも追記UPしたいと思います。



皆様、応援ありがとうございます。

本日はお腹ではなく胸がイッパイの巻でしたが、
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by jakky123 | 2009-08-25 07:13 | 歌舞伎