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花形歌舞伎・昼の部 <新橋演舞場>

11/1(土) 初日の舞台を観に行きました。
そういえば、現在は「新之助⇒十一代目市川海老蔵」「辰之助⇒四代目尾上松緑」
そして「菊之助」の<三之助>の舞台を演舞場で観たのは何年前でしたかしら。。

久々に観る3人揃っての、その名も「花形歌舞伎」c0118352_233740.jpg
1.通し狂言「伊勢音頭恋寝刃」
  序幕 相の山の場 ・・・
     万次郎(門之助)は将軍家献上の名刀紛失の詮議の為、
     伊勢に行く。
     しかし遊女お岸(宗之助)の色香におぼれて通いつめ、
     折角見つけた刀を質入し、鑑定書の折紙も擂り返られて
     しまう。
              
    妙見町宿屋の場・追駈け地蔵前の場・二見ケ浦の場 ・・・
     宿では万次郎の後見役・福岡貢(海老蔵)と奴林平
     (獅童)は、すったもんだの追かけっこ奪い合いの末、
     敵方の密書を手に入れる。
      
   二幕目 油屋店先・奥庭の場 ・・・ 
     首尾よく刀をてにいれた貢が遊女屋・油屋に渡しに来た
     が、万次郎とは行き違いに。
     貢は恋仲の遊女に愛想づかしされ、刀も摩り替えられた
     と勘違いし、逆上して次々に遊女や客を切っていく。

   各場を単独ではやっているが、この世話物狂言を通しでやるのは20年振りとか。
   話がつながって、なんでこうなったかがよくわかり、見ごたえのある舞台でした。
   
   海老蔵丈が乱心して返り血を浴びながら殺傷していく場面は、切られ役の手に血のりが
   つけてあって、それを海老蔵の顔や着物に擦りつけて返り血に見せるのがナルホド!
   ドタバタの場面も湯がニ美しく仕立てていました。

2.義経千本桜・吉野山
   今年に入ってからでも3回目?の名場面の踊り。
   今回は静御前を菊之輔が可憐に美しく舞いました。
   また狐が変身した忠信役には、これまた踊りの上手な松緑が堪能させてくれました。

   このところの疲れが一気に吹き飛んでしまった素敵な舞台でした。


(ちょっとだけ。。。
 一人でいらしていたすぐ斜め後ろの35歳くらいの女性が、海老蔵ファンでいらっしゃるらしい
 のですが、出てくる時だけでなく台詞を言う度に3回くらいの拍手をしたり、
 ヨッ! などという掛け声を何度もなさり役者さんたちも戸惑いやりづらかったようです。

 回り中が、その方を都度見て静かな抗議をしたり、幕間に隣の令夫人がその方に
 「興奮なさり過ぎない方がよろしくてよ」とやんわり嗜めてくださっても、意に介さず。。。
 違うお芝居と混同されているのかしら?
 見方は自由かもしれませんが、役者さんがやりづらいような掛け声や場違いの拍手は
 慎みたいものですね。。。)    
                            

by jakky123 | 2008-11-03 23:49 | 歌舞伎