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祇王寺   <嵯峨野>

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いざよいの 月隠れにし 露の冷え   智照尼
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五十年の 夢とりどりの 落ち葉かな  智照尼


「祇王寺」は真言宗の尼寺で、荒廃してしまっていたのを大覚寺によって保管された。

大覚寺門跡楠玉氏が再建を計画していた時に、元京都府知事北垣氏が話しを聞き、
別荘の1棟を寄附されたのが、現在の建物です。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり
沙羅雙樹の花の色 盛者必衰のことはりをあらわす
おごれる人も久しからず 唯春の夜の夢の如し。。。


との書き出しで有名な「平家物語」にでてくる祇王・祇女の白拍子姉妹の哀れな物語。


清盛の寵愛をうけていた姉の祇王は、なにか欲しいものを聞かれ、
自分の生国は水の便が悪く皆が飢餓に苦しんでいるから水の利を得させてと願う。

清盛はさっそく野州川から三里の溝を掘らせたので、里人は感謝し「祇王井川」と呼んでいる。

上にもおかぬ寵愛を受けていたのだが、加賀の仏御前と呼ばれる白拍子が
門前払いされたのをとりなして舞わせたところ、清盛はたちまち心を仏御前に移し、
祇王は館を追い出される。

「萌え出いずるも 枯るるも同じ 野辺の草 いずれか秋に あわではつべき」
と障子に書き残して、去る。

翌春、仏御前が退屈しているから舞をしろとの清盛からの要請を断りかねて館に行き、

「仏も昔は凡夫なり 我らも遂には仏なり 
  いずれも仏性具せる身を 隔つるのみこそ悲しけれ」

と舞い、並み居る諸侯の涙を誘った。
本当に賢い方だったのですね。。。。

そして、祇王21才、祇女19才、母45才の3人は尼になり嵯峨の山里で仏門に入る。

のちに17才の仏御前も剃髪して祇王寺を訪ねてきて、一緒に暮らしたのだった。






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右から
「一両」「十両」「百両」「千両」「万両」

左ふたつしか知りませんでした。。。

by jakky123 | 2008-12-26 07:37 | 遊び・観光